
電気工事士試験の合格率は?2026年最新データと合格するための対策
第二種電気工事士の合格率は筆記試験で約60%、技能試験で約70%です。第一種は筆記約50%、技能約65%。この数字の意味と突破法を解説します。
目次
2026年最新!電気工事士試験の合格率データ
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まず数字を確認しましょう。
以下は2025年度(2026年参考値)の実績データです。
| 種別 | 試験区分 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 第二種 | 筆記試験(上期) | 約68,000人 | 約41,000人 | 約60% |
| 第二種 | 技能試験(上期) | 約47,000人 | 約33,000人 | 約70% |
| 第一種 | 筆記試験 | 約37,000人 | 約18,500人 | 約50% |
| 第一種 | 技能試験 | 約23,000人 | 約15,000人 | 約65% |
ポイントは「2段階突破」が必要な点です。
筆記を通過しても技能で落ちる受験者が30%います。
最終的な一発合格率は第二種で約42%です。
甘く見ると2回・3回受験になります。
第一種と第二種の合格率を比較
第二種の特徴
受験資格は不要です。誰でも受験できます。
年2回(上期・下期)の受験機会があります。
筆記の合格点は100点満点中60点以上です。
出題数は50問。30問以上正解で合格します。
勉強時間の目安は100〜150時間です。
第一種の特徴
筆記は第二種より計算問題が増えます。
合格率が10ポイント低い理由はここにあります。
技能試験は作業時間が60分と長い代わりに難易度が高い。
勉強時間の目安は200〜250時間です。
ただし第二種取得後なら150時間程度に短縮できます。
⚡ 重要ポイント
第二種→第一種の順で取得すると合格率が大幅に上がります。
いきなり第一種に挑む場合は独学より通信講座推奨です。
合格率が下がる3つの落とし穴
📖 参考書・テキスト
落とし穴①:計算問題を捨てる
筆記50問のうち計算問題は約10問あります。
「計算は捨てる」戦略を取ると残り40問中30問が必要になります。
正答率75%を要求されるのは厳しい条件です。
オームの法則と電力計算の2分野だけ押さえれば6〜7問は取れます。
全捨ては絶対NGです。
落とし穴②:技能の練習不足
技能試験の持ち時間は40分(第二種)です。
候補問題は13問。全パターン2周が最低ラインです。
1問あたり練習に必要な時間は約30〜45分です。
つまり最低でも13問×2回×40分=約17時間の実技練習が必要です。
材料費は1回分で約3,000〜5,000円かかります。
セット購入なら2回分で約8,000〜12,000円が相場です。
落とし穴③:欠陥の定義を知らない
技能試験には「欠陥」と呼ばれる失格項目があります。
1箇所でも欠陥があると即不合格です。
欠陥は全部で13種類の大項目に分類されます。
例:被覆の噛み込み、心線の露出2mm以上、接続箇所のゆるみなど。
試験前に必ず公式の欠陥判定基準を読み込んでください。
合格率を上げる具体的な勉強法
筆記試験の攻略法
過去問は直近10年分を3周が基本です。
問題の再出率は約70%あります。
つまり過去問だけで42点分をカバーできます。
残り8点は新出問題対策で補います。
分野別の配点と優先度は以下の通りです。
| 分野 | 出題数 | 優先度 | 攻略ポイント |
|---|---|---|---|
| 電気理論・計算 | 約10問 | ★★★ | オームの法則を最優先 |
| 配線図 | 約10問 | ★★★ | 図記号を完全暗記 |
| 電気機器・材料 | 約10問 | ★★★ | 写真問題は実物で覚える |
| 法令 | 約10問 | ★★☆ | 数値(600V・35mm²等)暗記 |
| 施工方法・保護 | 約10問 | ★★☆ | 過去問パターンを優先 |
技能試験の攻略法
候補問題13問は必ず全部練習します。
「どれが出ても完成できる」状態を目指します。
時間配分の目安は以下です。
作業40分の時間割(第二種)
- 複線図を書く:5分以内
- 電線の切断・剥き作業:10分
- 器具への接続・結線:15分
- 全体確認・欠陥チェック:10分
複線図は5分で書けるまで反復練習します。
毎日1問ずつ練習すれば13日で1周できます。
試験日程と申込スケジュール2026
第二種電気工事士(2026年版)
| 区分 | 申込期間 | 筆記試験 | 技能試験 |
|---|---|---|---|
| 上期 | 2026年3月中旬〜4月初旬 | 2026年5月下旬 | 2026年7月中旬 |
| 下期 | 2026年8月中旬〜9月初旬 | 2026年10月下旬 | 2026年12月中旬 |
第一種電気工事士(2026年版)
| 申込期間 | 筆記試験 | 技能試験 |
|---|---|---|
| 2026年7月中旬〜8月初旬 | 2026年10月初旬 | 2026年12月初旬 |
📅 申込は早めに
CBT方式(コンピュータ試験)を選ぶと試験日を自分で選択できます。
会場が埋まる前に早期申込が有利です。
合格者が使った教材・ツール3選
①「すい〜っと合格」シリーズ(ユーキャン学び出版)
フルカラーで視覚的に理解しやすい。
初学者の正答率が平均15%上がると言われています。
価格は約2,400円(テキスト版)です。
過去問集と合わせて購入するのが王道です。
②電工試験の虎(スマホアプリ・無料)
過去問10年分以上が無料で解けます。
解説付きで隙間時間に使えます。
毎日20問×30日で600問をこなせます。
通勤・休憩中に活用した合格者が多いです。
③技能試験練習材料セット(ホーザン等)
候補問題13問の材料が2回分入っています。
価格帯は8,000〜15,000円が相場です。
ホーザンのP-958ストリッパーと合わせて使うと作業時間が約20%短縮できます。
工具代込みで約25,000円あれば技能試験準備が整います。
まとめ:合格率を上げる5つのアクション
- 第二種ならまず筆記の過去問10年分を3周する
- 計算問題はオームの法則だけ最優先で押さえる
- 技能は候補問題13問を全2周(最低17時間)
- 欠陥判定基準13項目を試験前日に確認する
- 2026年上期を狙うなら今すぐ過去問を開く
合格率60%は裏を返せばしっかり準備すれば受かる試験です。
一発合格率42%を突破するには筆記と技能を両立した学習計画が鍵です。
今日から始めれば2026年上期の合格は十分届く目標です。
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