資格試験

電気工事士の合格点は何点?筆記・技能の合格基準を完全解説

【広告表記】本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。

第二種電気工事士の合格点は筆記試験60点以上(100点満点)、技能試験は欠陥ゼロで合格。第一種も同じ基準です。この記事では2026年版の合格基準を完全解説します。

電気工事士の合格点:一覧表で即確認

まず合格基準を表でまとめます。

種別 筆記試験 技能試験
第二種電気工事士 60点以上/100点満点 欠陥ゼロ
第一種電気工事士 60点以上/100点満点 欠陥ゼロ

筆記・技能ともに合格基準は同じです。ただし試験の内容・難易度は大きく異なります。

筆記試験の合格点を詳しく解説

第二種電気工事士の筆記試験

問題数は50問。1問2点の100点満点です。

合格には30問正解(60点)が必要です。

逆に言えば、20問まで間違えても合格できます。

出題分野 問題数 配点
電気に関する基礎理論 6問 12点
配線設計 6問 12点
電気機器・配線器具・材料・工具 10問 20点
電気工事の施工方法 8問 16点
一般用電気工作物の検査方法 4問 8点
配線図 10問 20点
電気に関する法令 6問 12点
合計 50問 100点

配線図だけで20点分あります。配線図を得意にするだけで合格が一気に近づきます。

第一種電気工事士の筆記試験

問題数は50問。同じく100点満点・60点以上で合格です。

ただし第二種より出題範囲が広いです。

高圧受電設備や自家用電気工作物に関する問題が追加されます。

第一種で追加される主な出題分野

  • 高圧・特別高圧の電気機器
  • 発電設備・変電設備の施工
  • 自家用電気工作物の検査
  • 電気に関する法令(高圧関連)

技能試験の合格基準:「欠陥ゼロ」の意味

技能試験に点数はありません。

欠陥が1つでもあれば不合格です。

欠陥には「重大欠陥」と「軽欠陥」の2種類があります。

重大欠陥(1つで即不合格)

欠陥の内容 具体例
誤結線 指定と異なる接続をした
導線の損傷 心線に深いキズをつけた
接続不良 リングスリーブの圧着が甘い
未完成 時間内に作品を完成できなかった
配線図と異なる施工 指定器具を使っていない

軽欠陥(2つで即不合格)

欠陥の内容 具体例
絶縁被覆の損傷 ペンチで被覆に軽いキズをつけた
ケーブルの引き出し長さ不足 器具からの引き出しが短すぎる
心線の露出 端子台への接続で心線が見えすぎる
ランプレセプタクルのネジ締め不足 ネジが緩い状態で提出した

重要:軽欠陥は1つなら合格できます。ただし2つあれば不合格。完璧な作品を目指しながら、時間管理を徹底しましょう。

2026年の合格率から見る難易度

合格点は同じでも、年によって合格率は変わります。

試験 筆記合格率 技能合格率 最終合格率
第二種(上期) 約60〜65% 約70〜75% 約45〜50%
第二種(下期) 約55〜60% 約70〜75% 約40〜45%
第一種 約45〜55% 約60〜65% 約35〜40%

合格点は60点と低めですが、技能試験で落ちる人が多いです。技能試験の対策を軽視しないことが重要です。

60点で確実に合格するための勉強法

筆記試験:過去問10年分を3周する

電気工事士の筆記試験は過去問の使い回しが多いです。

過去10年分を完璧にすれば、70〜80点は取れます。

おすすめの進め方は以下の通りです。

過去問3周の学習スケジュール(目安)

  • 1周目(3週間):全問解いて解説を読む。正誤は気にしない
  • 2周目(2週間):間違えた問題に絞って繰り返す
  • 3周目(1週間):全問を本番形式で時間計測して解く

合計6週間(約42日)あれば十分です。1日1時間の勉強で到達できます。

技能試験:候補問題を最低3回ずつ練習

2026年の技能試験候補問題は全13問です。

本番ではこの中から1問が出題されます。

13問×3回=最低39回の練習が合格への最短ルートです。

練習段階 目標タイム 意識するポイント
1回目 時間不問 手順を正確に覚える
2回目 40分以内 欠陥なしを優先する
3回目 30分以内 スピードと品質を両立する

本番の制限時間は40分です。30分で仕上げる練習をすれば、見直し10分が確保できます。

合格点を取るために捨てていい分野はあるか

結論として、計算問題は捨てても合格できます

電気理論の計算問題は6問(12点)あります。

全部捨てても残り44問で88点分が残ります。

88点分のうち60点取れば合格なので、残り44問中30問正解でOKです。

捨てていい分野(優先度低)

  • 電気理論の計算問題(オームの法則を使う複雑な計算)
  • 三相交流の詳細な計算
  • 電力量・力率の計算

絶対に捨ててはいけない分野(優先度高)

  • 配線図問題(10問・20点)
  • 電気機器・工具・材料の写真問題
  • 電気工事の施工方法
  • 法令(電技・電気工事士法)

筆記試験免除制度を活用する

条件を満たせば筆記試験を免除できます。

筆記免除なら最初から技能試験だけに集中できます。

種別 筆記免除の条件
第二種 前回(直近)の筆記試験に合格している場合
第一種 前回(直近)の筆記試験に合格している場合

第二種の場合、上期に筆記合格・技能不合格なら、下期は筆記免除で技能だけ受けられます。チャンスが1回増えるイメージです。

合格点に関するよくある質問

Q. 技能試験の採点基準は公開されていますか?

はい。(一財)電気技術者試験センターが「欠陥の判断基準」として公式サイトで公開しています。受験前に必ず確認してください。

Q. 筆記試験の合格点は毎年変わりますか?

変わりません。毎年一定で60点以上です。年度によって合格率は変わりますが、合格点そのものは変わりません。

Q. 技能試験で軽欠陥1つあっても合格できますか?

はい、合格できます。軽欠陥は2つで不合格になります。1つだけなら問題ありません。ただし重大欠陥は1つで即不合格です。

Q. CBT方式の筆記試験でも合格点は60点ですか?

はい。第二種の上期筆記試験はCBT方式(コンピューター試験)と筆記方式の選択制です。どちらも合格点は60点で変わりません。

📚 関連記事・参考情報

-資格試験

📋 サイトマップ | 🏠 トップ