※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。
2026年の技能試験候補問題は全13問。どれが出題されても合格できる準備が必要だ。本記事では13問すべての攻略ポイントを具体的に解説する。
2026年 候補問題の基本情報
📚 おすすめ資格講座
2026年度の第二種電気工事士技能試験は、例年通り13問が事前公表される。試験時間は40分。13問の中から1問がランダムに出題される形式だ。
試験の基本スペック
- 試験時間:40分
- 候補問題数:13問(全問公表済み)
- 合格基準:欠陥なし(重大欠陥は即不合格)
- 合格率:例年60〜65%前後
- 使用工具:持参制(支給なし)
13問すべてを施工できる状態にしておくこと。「これは出ないだろう」という予測は危険だ。
候補問題No.1〜No.4の攻略ポイント
No.1:単相100Vの基本回路
スイッチ1個・コンセント1個の最もシンプルな構成。ケーブルの接続ミスが最多の失点ポイント。VVF1.6mm-2Cを正確に剥く練習を優先する。
- 心線の剥き長さ:20mm(差込形コネクタ使用時)
- ランプレセプタクルのねじ締め:ゆるみ厳禁
- 所要時間の目安:15〜18分以内
No.2:3路スイッチ回路
3路スイッチは受験者が最も苦手とする問題。誤結線による重大欠陥が多発する。配線図を手書きで3回以上書いて構造を理解すること。
- 3路スイッチの0番端子:共通線を必ず接続
- 1・3番端子:渡り線で相互接続
- 黒・赤・白の色別を図面で確認してから施工
No.3:コンセント・スイッチ混在回路
アウトレットボックスを使用する問題。ボックス内での結線が増えるため、リングスリーブの圧着マークを正確に選ぶ必要がある。
- 1.6mm×2本:小スリーブ・○刻印
- 1.6mm×3〜4本:小スリーブ・小刻印
- 2.0mm×2本:小スリーブ・小刻印
No.4:引掛シーリング使用回路
引掛シーリングの接続で「接地側に白」を間違える受験者が多い。器具の刻印を必ず確認すること。
候補問題No.5〜No.8の攻略ポイント
📖 参考書・テキスト
No.5:単相200V回路
200Vコンセントが登場する問題。100V回路と200V回路が混在する配線は、電圧の取り違えによる重大欠陥に直結する。
- 200Vコンセントの接地極:アース線(緑)を必ず接続
- 単相200V:L1・L2の2線(接地側なし)
- 配線色の確認:黒・白・赤を混同しない
No.6:タイムスイッチ・パイロットランプ回路
パイロットランプの「同時点滅」と「異時点滅」は配線が異なる。問題の指示を見落とすと即失点になる。
- 同時点滅:スイッチと並列に接続
- 異時点滅:スイッチと直列に接続
- 常時点灯:電源に直接接続
No.7:4路スイッチ回路
3路スイッチ2個+4路スイッチ1個の構成。使用する電線本数が最も多い問題のひとつ。施工前に配線ルートの全体像を30秒で確認する習慣をつける。
- 4路スイッチの端子:1・2・3・4番を正確に把握
- 電線の本数確認:VVF3本・4本ケーブルを識別
- 目安時間:25分以内に完成させる
No.8:自動点滅器・端子台使用回路
端子台への接続問題は、ねじの締め付けが甘いと欠陥になる。端子台の番号と配線色の対応表を事前に暗記しておく。
候補問題No.9〜No.13の攻略ポイント
No.9:三相200V回路
三相3線式の回路。電動機(モーター)への配線が出題される。三相回路では接地側の概念が異なるため、100V回路の感覚を引きずらないこと。
- 三相200V:R・S・T(または赤・白・黒)の3線
- 接地線:D種接地工事(100Ω以下)
- 押しボタンスイッチの接続順序を確認
No.10:単相3線式100/200V回路
分電盤の基本となる単相3線式の問題。中性線(白線)の取り扱いを誤ると200Vが100V機器にかかる事故につながる。試験でも重大欠陥扱いだ。
- 中性線:必ず白線・接地側に統一
- 100V機器:L1またはL2と中性線を使用
- 200V機器:L1とL2を使用(中性線なし)
No.11:露出形コンセント・ジョイントボックス回路
アウトレットボックスに加え、ゴムブッシングの取り付けが必要な問題。ゴムブッシングの取り付け忘れは軽欠陥だが、積み重なると不合格になる。
No.12:リモコンリレー・リモコンスイッチ回路
リモコンリレーを使った回路は独特の配線ルールがある。電源・負荷・制御の3系統を混乱しないよう、色分けしたノートで整理する。
- 制御線:細線(VVF1.6mm)を使用
- 電源線:太線(VVF2.0mm)を使用
- リレーの番号端子と配線色の対応を暗記
No.13:金属管・PF管使用回路
管工事を含む最難関問題のひとつ。ねじなし電線管(E19)へのロックナット締め付けや、PF管のコネクタ接続に時間がかかりやすい。
- ロックナットの締め付け:2箇所以上のかみ込みで固定
- PF管コネクタ:カチッと音がするまで差し込む
- 目安時間:30分以内を目標に練習
重大欠陥・軽欠陥の判定基準
欠陥には「重大欠陥」と「軽欠陥」の2種類がある。重大欠陥は1つで即不合格。軽欠陥は2つで不合格になる。
重大欠陥(1つで即不合格)
- 誤結線(接続先が間違っている)
- 電線の接続漏れ・未接続
- リングスリーブの刻印ミス(種類・サイズ違い)
- 心線の大幅な損傷(直径の1/3以上の傷)
- 絶縁被覆の挟み込み(5mm以上)
軽欠陥(2つで不合格)
- ゴムブッシング取り付け忘れ
- 心線の露出(2mm以上10mm未満)
- ケーブル外装の剥き過ぎ(50mm以上)
- 端子ねじのゆるみ(指で回る状態)
合格するための練習スケジュール
試験60日前からのプラン
| 期間 | 目標 | 練習内容 |
|---|---|---|
| 60〜45日前 | 基礎習得 | 単線図を複線図に変換する練習(毎日30分) |
| 44〜20日前 | 全問施工 | 13問を1問ずつ時間計測しながら施工 |
| 19〜7日前 | 弱点克服 | 苦手な問題を各2回以上反復 |
| 6〜1日前 | 仕上げ | 全13問を40分以内で施工できるか確認 |
練習で用意すべき材料の量
- VVF1.6mm-2C:最低15m(1問1m〜1.5m使用)
- VVF2.0mm-2C:最低5m
- VVF1.6mm-3C:最低8m
- リングスリーブ(小):50個以上
- 差込形コネクタ(2〜4本用):各20個以上
材料の使い回しは可能だが、圧着済みのスリーブは再利用できない。リングスリーブは多めに準備する。
当日の時間配分と立ち回り
40分の使い方
- 0〜3分:問題確認・複線図を頭の中で整理
- 3〜30分:本施工(ケーブル切断〜接続完了)
- 30〜37分:結線の確認・外装・被覆の確認
- 37〜40分:全体の最終チェック
残り10分を切ってから焦りが出ると、圧着ミスや締め付け忘れが増える。30分で施工を終える練習を繰り返す。
当日持参する工具の確認リスト
- ペンチ:175mm以上推奨
- ドライバー(プラス・マイナス各1本)
- 電工ナイフまたはワイヤーストリッパー
- リングスリーブ用圧着工具(JIS C 9711認証品)
- スケール(メジャー):1m以上
- 時計(スマートフォン不可)
圧着工具はJIS規格の認証マークが必須。認証なしの工具は使用不可。試験前に必ず確認すること。
まとめ:2026年版攻略の要点
- 13問すべてを40分以内で完成できる状態を目指す
- 複線図は手書きで20回以上書いて体で覚える
- リングスリーブの刻印は絶対に間違えない
- 試験60日前から計画的に練習を開始する
- 重大欠陥のチェックリストを自作して毎回確認する
候補問題の公表は合格への最大のアドバンテージだ。13問すべてを制覇して2026年の技能試験を確実に突破しよう。