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電気工事士の実技試験に必要な工具リスト|購入先と選び方を解説

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2026年版の実技試験で必要な工具は全部で9種類。この記事で全リストと購入先、選び方をまとめて解説します。

電気工事士の実技試験で必要な工具一覧

実技試験(技能試験)で使う工具は、自分で用意して会場に持参します。
試験当日に忘れると失格になるケースもあるため、事前確認が必須です。

電気技術者試験センター(公式)が定める工具の持参ルールに従い、以下の9種類を揃えてください。

必須工具リスト(2026年版)

工具名 用途 目安金額
電工ナイフ ケーブルの外装むき 800〜1,500円
ワイヤーストリッパー 絶縁被覆むき 1,500〜4,000円
圧着工具(リングスリーブ用) リングスリーブの圧着 3,000〜8,000円
プライヤー 部材の固定・締め付け 800〜2,000円
ペンチ 電線の曲げ・切断 800〜2,000円
ドライバー(プラス・マイナス各1本) 端子ねじの締め付け 各500〜1,500円
スケール(メジャー) ケーブル寸法の計測 500〜1,500円
ニッパー 電線・インシュロック切断 600〜2,000円
電工用ハサミ(任意) VVFケーブルの外装切断 1,000〜2,500円

合計の目安は、最低構成で約9,000円〜、フルセットで約20,000円前後です。

工具ごとの選び方を徹底解説

圧着工具:試験の合否を左右する最重要工具

圧着工具はJIS規格品を必ず選んでください。
試験ではリングスリーブのサイズ(小・中・大)を正しく圧着する必要があります。

おすすめはホーザン(HOZAN)のP-738です。価格は約4,000〜5,000円。
グリップが大きく握りやすい。手が疲れにくい設計です。

18年の経験から言うと、安い圧着工具はグリップが滑りやすく、仕上がりが甘くなることがあります。
試験では圧着マークの刻印が不鮮明だと即欠陥扱いになります。
ここだけはケチらないでください。

ワイヤーストリッパー:作業スピードを3倍にする工具

電工ナイフだけで被覆をむく人もいますが、おすすめしません。
ストリッパーを使えば、1本の作業時間が約5秒→約2秒に短縮できます。

実際に私が現場で使い続けているのは、ホーザンのP-958です。
VVF1.6・2.0・2.6mmに対応。試験でよく出るサイズを網羅しています。
価格は約3,500円前後です。

ストリッパーは第二種電気工事士の技能試験の効率的な練習方法でも重要な役割を果たします。
早めに購入して、練習段階から使い慣れておくことが重要です。

ドライバー:サイズ選びを間違えると欠陥の原因に

プラスドライバーはNo.2サイズ(軸径8mm)が基本です。
コンセントやスイッチのねじサイズに対応しています。

マイナスドライバーは刃幅5.5mmを選んでください。
端子台のねじに合うサイズです。

グリップが細すぎるドライバーは、締め付け力が弱くなります。
端子のねじが緩いと欠陥扱いになるため、握りやすいものを選んでください。

スケール:試験では必ず150mm以上のものを

問題では「ケーブルを200mm切り出す」など、寸法指定があります。
スケールは最低150mm、できれば300mm以上を用意してください。

コンベックス(巻き尺)より、直定規タイプのほうが使いやすいです。
平置きした作業板の上で正確に測れます。

工具の購入先と価格比較

セット購入 vs 単品購入:どちらがお得か

工具はセット品と単品購入の2通りがあります。
それぞれのメリット・デメリットを整理します。

購入方法 メリット デメリット 費用目安
セット購入 選ぶ手間なし・揃えやすい 不要な工具が含まれる場合も 8,000〜15,000円
単品購入 好きなメーカーを選べる 揃えるのに時間がかかる 9,000〜20,000円

初めて受験する人にはセット購入をおすすめします
ホーザンの「DK-28」や「DK-51」が人気です。

購入先別の比較

購入先 価格 特徴
Amazon 最安値に近い Prime会員なら最短翌日届く
楽天市場 ポイント還元が大きい セール時に15〜20%引きも
モノタロウ プロ向け価格で割安 3,500円以上で送料無料
ホームセンター やや高め 実物を確認してから買える

価格重視ならAmazon・楽天でのオンライン購入が最安です
初めて工具を買う人は、ホームセンターで実物を確認してから注文するのも手です。

工具の準備と並行して、練習用の材料も揃える必要があります。
電気工事士 技能試験の練習セットを比較の記事も参考にしてください。

試験当日に持参してはいけない工具

持込み禁止の工具があります。
うっかり持参すると失格になる可能性があります。

持込み禁止・注意が必要なもの

  • 電動工具(電動ドライバー・電動ドリルなど)
  • 充電式工具一切
  • 圧着ペンチ以外の接続工具
  • 工具箱・大型バッグの持込みは可だが、作業台には工具のみ置く
  • スマートフォン・電卓(電卓は使用不可)

電動工具は「試験会場での使用が他の受験者の迷惑になる」として全面禁止です。
手動工具のみが許可されています。

工具を使いこなすための練習方法

工具に慣れるまでの目安は練習10時間

工具を揃えても、使い方が雑だと欠陥につながります。
最低でも本番前に10時間以上の練習が必要です。

私が現場で新人を指導してきた経験から言うと、ストリッパーの使い方だけで最初の2〜3時間はかかります
特に絶縁被覆を傷つけずにむく動作は、最初はなかなかできません。

練習の順番は以下が効率的です。

  1. ストリッパーで被覆むきの練習(2〜3時間)
  2. 圧着工具でリングスリーブの圧着練習(2〜3時間)
  3. 候補問題を1問通しで作る練習(残りの時間)

2026年度の候補問題は全13問が公表されています。
試験対策の詳細は第二種電気工事士の技能試験の効率的な練習方法|合格者の練習スケジュールをご覧ください。

工具のメンテナンスも忘れずに

試験前日に工具の状態を確認してください。

  • ストリッパーの刃が欠けていないか
  • 圧着工具が途中で止まらないか(ラチェット機能の確認)
  • ドライバーの刃先が摩耗していないか
  • スケールの目盛りがはっきり見えるか

圧着工具のラチェット機能は、最後まで握り切らないとロックが外れない仕組みです。
試験中に焦ってラチェットを壊す受験者を、現場で何人も見てきました。
練習で必ず動作確認をしてください。

工具セットを買うか単品で揃えるかの判断基準

セット品を選ぶべき人

  • 工具を1本も持っていない初受験者
  • 選ぶ時間を省きたい人
  • 予算を10,000〜15,000円以内に抑えたい人

単品で揃えるべき人

  • すでにドライバーやペンチを持っている人
  • 特定メーカーにこだわりがある人
  • 圧着工具やストリッパーだけ追加で買いたい人

既存の工具があるなら、圧着工具とワイヤーストリッパーだけ新規購入するのが最もコスパが高いです。
この2つで5,000〜10,000円です。

試験の日程や申込方法は、2026年の電気工事士試験日程と申込方法で確認しておきましょう。
工具購入のタイミングは、申込完了後すぐが理想です。

第一種・第二種で工具の違いはあるか

基本的な工具は第一種・第二種で同じです。
ただし、第一種では以下の工具が追加で必要になる場合があります。

  • 大サイズのリングスリーブに対応した圧着工具
  • より太い電線(2.6mm以上)に対応したストリッパー

第二種で使った工具は、第一種でも基本的に流用できます。
ただし、圧着工具は「中・大」に対応しているかを事前に確認してください。

第一種の試験難易度については、第一種電気工事士試験の難易度と合格率も参考にしてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 工具は試験会場で貸し出してもらえますか?

A. 貸し出しは一切ありません。全て自分で用意して持参する必要があります。忘れ物は失格につながるため、前日に必ずチェックリストで確認してください。

Q. 圧着工具は何でも良いですか?

A. JIS規格に適合したリングスリーブ用のものを選んでください。適合マーク(○・小・中・大)の刻印が正しく打てるものでないと、欠陥扱いになります。ホーザンのP-738など、試験用として定評のある製品を選ぶのが安全です。

Q. 電工ナイフとワイヤーストリッパーはどちらが必要ですか?

A. 両方持参することをおすすめします。ストリッパーは被覆むきを高速化できますが、VVFケーブルの外装むきには電工ナイフが必要な場面があります。どちらか1本だけでは対応できない作業があるため、両方揃えてください。

Q. 工具の購入はいつまでにすれば良いですか?

A. 技能試験の1ヶ月前には揃えておくのが理想です。試験直前の購入では練習時間が取れません。申込完了後すぐに購入し、最低でも10時間以上の練習時間を確保してください。

Q. 工具セットを買ったほうが安いですか?

A. 工具を1本も持っていない場合は、セット品が割安です。ホーザンのDK-28(約8,000〜10,000円)が人気で、必要な工具が揃っています。すでにドライバーやペンチを持っている場合は、圧着工具とストリッパーだけ単品購入したほうがコスパが高いです。

✍️ 著者プロフィール

電気工事士歴18年。大阪を中心に

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