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電気工事士試験の願書の書き方と提出方法|ネット申込との違いも解説

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電気工事士試験の願書は、書き方を間違えると受理されない。写真サイズ・氏名の記載方法・郵送の封筒サイズまで、細かいルールが多い。この記事では、紙の願書の正しい書き方から、ネット申込との違いまで具体的に解説する。

2026年版|電気工事士試験の願書とは何か

電気工事士試験の「願書」とは、電気技術者試験センター(公式)に提出する受験申込書類のことだ。

2026年現在、申込方法は2種類ある。

  • 紙の願書による郵送申込
  • インターネット申込(CBT方式含む)

どちらを選ぶかで、手続きの流れが大きく変わる。まずは紙の願書の基本から押さえよう。

願書を入手できる場所

願書の入手先は主に3か所だ。

  1. 電気技術者試験センターへ郵便請求(返信用封筒が必要)
  2. 都道府県の電気工事工業組合窓口
  3. 一部の書店や電気工事関連の会館

郵便請求の場合、返信用封筒(長形3号、切手140円分)を同封する必要がある。返信まで1週間程度かかる。余裕を持って動こう。

電気工事士願書の書き方|第二種・第一種共通の記載ルール

氏名・住所の記入方法

願書の氏名は戸籍上の氏名を楷書で正確に記載する。

フリガナ欄はカタカナで記入する。ひらがなはNG。

住所は都道府県から省略なく記入する。アパート名・部屋番号まで省かない。

修正液・修正テープは使用禁止。書き間違えた場合は、試験センターに新しい用紙を再請求するか、二重線+訂正印で対応する。

証明写真の規格

証明写真のサイズは縦30mm×横24mmが指定サイズだ。

以下の写真は不受理になる可能性がある。

  • 6か月以内に撮影していない写真
  • サングラス・帽子着用の写真
  • スナップ写真を切り抜いたもの
  • デジカメ・スマホで自撮りしたものを自宅プリントしたもの(画質が不十分な場合)

写真裏面には必ず氏名と生年月日を鉛筆で書く。剥がれた際に特定できるようにするためだ。

受験地・受験種別の選択

受験地は試験会場が設置されている都道府県から選ぶ。

居住地以外の都道府県でも受験可能だ。勤務地の近くを選ぶ受験者も多い。

受験種別は「第二種」か「第一種」を明確にチェックする。両方同時に申し込むことはできない。

第一種の場合は実務経験証明書も必要

第一種電気工事士は試験合格後の免状交付に実務経験が必要だ。

ただし試験の受験申込自体には実務経験は不要。誰でも受験できる。

実務経験証明書が必要になるのは、試験合格後の免状申請時だ。混同しないよう注意しよう。免状申請の詳細は電気工事士合格後にやること|免状申請・住所変更・更新の手順を解説で確認してほしい。

受験料の支払い方法|願書提出時に必要な金額

2026年の受験料は以下のとおりだ。

種別 筆記試験(CBT含む) 技能試験
第二種電気工事士 9,300円 9,300円
第一種電気工事士 11,300円 11,300円

紙の願書の場合、受験料は郵便振替で支払う。

払込取扱票(郵便局備え付け)に受験料を入金し、受領証を願書に貼付する形だ。

受験にかかる費用の総額については電気工事士の受験にかかる費用の総額|受験料・テキスト・工具を全部計算で詳しく解説している。参考にしてほしい。

願書の郵送方法|封筒サイズと送り先

使用する封筒のサイズ

願書を郵送する際は角形2号(角2)の封筒を使う。

A4サイズの書類が折らずに入るサイズだ。願書を三つ折りにして送ると受理されない場合がある。必ず折らずに送ること。

送付先と送付方法

送付先は(一財)電気技術者試験センター 試験部だ。

郵送は簡易書留で送る。普通郵便では万一の紛失時に証明が取れない。送料は簡易書留で約430〜450円程度(重量による)。

封筒の表面に「第二種(または第一種)電気工事士受験申込書在中」と赤字で記載する。

申込受付期間を絶対に守る

2026年の第二種電気工事士(上期)の申込受付期間は1月中旬〜2月上旬が目安だ。

消印有効か必着かによって締切の解釈が異なる。必ず公式サイトで確認すること。

期間を過ぎた願書は一切受け付けない。1日でも遅れたら、次の申込期間まで待つしかない。

ネット申込との違い|どちらを選ぶべきか

ネット申込のメリット

ネット申込(インターネット申込)は、パソコンやスマホから手続きが完結する。

主なメリットは以下の3点だ。

  • 郵便局に行く手間が省ける
  • クレジットカード・コンビニ払いに対応
  • 申込内容の確認がオンラインで完結

顔写真もデジタルデータ(JPEG)で登録する。ファイルサイズは30KB以上6MB以下が条件だ。

紙の願書のメリット

紙の願書にもメリットはある。

  • スマホやパソコンの操作に不慣れな人でも対応しやすい
  • 通信環境に左右されない
  • 受付期間が若干長い場合がある

ただし、書き間違いや書類不備のリスクが高い。手間もかかる。

18年の経験から言うと、ネット申込が断然おすすめ

実際に私が18年間で現場の後輩に資格取得を勧めてきた経験から言うと、ネット申込でつまずく人はほぼいない

一方、紙の願書で不備があったケースは年に数件見てきた。

特に多いのが写真サイズの間違い受領証の貼り忘れだ。

ある後輩は願書を郵送したあと、受領証を貼り忘れていたことに気づいた。慌てて試験センターに電話し、なんとか対応してもらえたが、冷や汗をかいていた。

こうしたミスを避けたいなら、ネット申込を選ぶのが正解だ。

願書提出後の流れ|受験票が届くまで

受験票の発送時期

願書を提出してから受験票が届くまで、約3〜4週間かかる。

試験日の2〜3週間前には手元に届くスケジュールだ。

ネット申込の場合は、マイページ上で受験票をダウンロードする形式になる。

受験票が届かない場合の対処法

試験日の10日前になっても受験票が届かない場合は、すぐに試験センターに電話連絡する。

住所の記載ミスや郵便事故の可能性がある。放置すると試験を受けられなくなる。

試験当日の持ち物や注意事項については電気工事士試験当日の持ち物と会場での注意事項|忘れると失格になるもので詳しく解説している。

学科免除者・CBT受験者の申込時の注意点

学科試験免除の場合

前年度の学科試験合格者は、学科試験が免除される。

この場合、願書またはネット申込フォームの「学科試験免除申請」欄に必ずチェックを入れる。

忘れると技能試験のみ申し込んだつもりが、学科試験も受験扱いになるトラブルが起きる。

CBT方式を選択する場合

第二種電気工事士の学科試験はCBT(コンピュータ試験)方式での受験が選択できる。

CBTを選ぶ場合はネット申込のみ対応だ。紙の願書ではCBTを選べない点に注意する。

CBT方式の試験日は受験者が希望日を選択できる。全国約200か所のテストセンターで受験可能だ。

高校生・社会人など立場別の申込ポイント

高校生が申し込む場合

電気工事士試験は年齢制限がない。高校生でも受験できる。

学校単位で申し込む「団体申込」を採用している学校もある。担当教員に確認しよう。

高校生が受験する際のメリットや学校での取得方法については高校生が電気工事士試験を受験するメリットと学校での取得方法を参考にしてほしい。

社会人が申し込む場合

社会人が働きながら受験する場合は、ネット申込が最も効率的だ。

昼休みや移動中にスマホで申込を完結できる。

社会人の効率的な学習計画については社会人が電気工事士を取るための勉強時間と効率的な学習計画で詳しく紹介している。

願書記入ミスを防ぐチェックリスト

提出前に以下の10項目を必ず確認する。

チェック項目 確認内容
氏名 戸籍通りの漢字・楷書で記入
フリガナ カタカナで記入
住所 都道府県から部屋番号まで省略なし
写真 縦30mm×横24mm・6か月以内・裏面に氏名記入
受領証 郵便振替受領証を指定欄に貼付
受験種別 第一種・第二種の選択ミスなし
受験地 希望の都道府県を正確に記入
封筒 角形2号・折らずに封入
郵送方法 簡易書留で発送
期限 受付期間内(消印or必着を確認)

よくある質問(FAQ)

Q. 願書をダウンロードして自分でプリントアウトできますか?

A. 原則として、電気技術者試験センターが発行した正規の願書を使用する必要がある。公式サイトからのダウンロード印刷は認められていない。試験センターへの郵便請求または窓口での入手が必要だ。

Q. 記入ミスをした場合、どう修正すればいいですか?

A. 修正液・修正テープは使用禁止だ。軽微なミスの場合は二重線を引いて訂正印を押す。大きなミスや書き直したい場合は、新しい願書を再請求するのが確実。試験センター(03-3552-7691)に電話で確認するとよい。

Q. 紙の願書とネット申込では、受験できる試験会場に違いはありますか?

A. 筆記試験(ペーパー試験)の会場は基本的に同じだ。ただし、CBT方式(コンピュータ試験)はネット申込専用のため、CBT受験を希望する場合は必ずネット申込を選ぶこと。

Q. 申込後に受験地を変更することはできますか?

A. 受付期間内であれば変更可能な場合がある。試験センターへ速やかに連絡すること。受付締切後の変更は原則として認められない。申込前に受験地を慎重に決めることが重要だ。

Q. 受験料を支払った後にキャンセルした場合、返金されますか?

A. 原則として返金されない。受験料の返還は、試験が中止になった場合など特別な事由に限られる。受験を決意してから申込むことをおすすめする。なお、第二種電気工事士の受験料は1回9,300円だ。

✍️ 著者プロフィール

電気工事士歴18年。大阪を中心に年間200件以上の電気工事を担当。第一種電気工事士・認定電気工事従事者の資格保有。現場で得た実体験をもとに、電気工事に関する情報を発信しています。

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